社会人になると「電話」というツールを使うのは切っても切り離せないものです。
むしろ強制的といっても過言ではないくらいに社会に浸透しているツールです。
正直、僕は電話というものが死ぬほど嫌いです。
なぜこんな物が発明されてしまったのか憎くてたまりません。
社会人経験10年以上経つ僕ですらこの有様ですから、新社会人の皆様は推して知るべしでしょう。
今回は「電話が仕事を辞めたいほど怖くて嫌いな理由」を半分愚痴がてら書こうと思います。
目次
電話が怖いし嫌いな4大理由
理由1:喋ること自体がすごく苦手
まず、喋ること自体が非常に苦手だからです。
特に僕は滑舌が良くないことに加えて緊張しいというダブルパンチです。
人前で緊張→滑舌が悪くなる→更に緊張→更に滑舌悪化・・。
という無限ループに陥ることも少なくありません。
人前で堂々と話せる人が羨ましい・・緊張せずに話す秘訣は何かあるの?
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カミカミになってしまうこともしょっちゅうで「何を言ってるの?」と注意されます。
理由2:時間が奪われる
何かしら集中する作業を実施しているときに電話がかかってくると水を差された気分になります。
集中力が削がれてしまい、元の作業に戻っても、今まで何のどこまで進んでいたのかわからなくなることも。
特に追い込みの業務の最中に電話をかけられるのはとてつもないストレスになります。
かけてくる方からしたら大したことがないかもしれませんが、こちらとしては大迷惑でしかありません。
逆をいえば、自分から電話をかけることは相手の時間を奪うことにもなります。
特に忙しい部署の人に電話をするとなると、かなりの戸惑いを感じてしまいます。
まったく気にせず平気でかける人もいますが、僕には理解できません。
(大抵、緊急でもなんでもない内容が多いですがね)
理由3:脳の疲労度がハンパじゃない
これは電話を受ける側に立ったときに顕著に現れてきます。
電話をかける側は、何の話題をどう話すか理解して電話してくるので問題ないでしょう。
問題なのは受ける側です。
電話を受ける側は、電話を受けて初めて何の話か聞くわけです(事前にこういった内容の電話するよ、というアポがあれば別ですが)
相手への対応をしながら、何の話かを脳内で理解しなければならないため、脳みその疲労度が半端じゃありません。
理解しながら喋るという行為がどれだけストレスなのかわかりますよね。
理由4:相手の表情が見えないから怖い
電話は当然声だけのコミュニケーションなので、相手の顔は見えません。
対面であれば、声以外に表情や仕草からさまざまな情報(感情、意図とか)を読み取れますが、電話はそうもいきません。
相手の声色だけですべて判断する必要があります。
普段会う時は普通なのに、電話だと「あれ?こんな人だっけ?」というときありませんか?
声だけのコミュニケーションは分かりにくいんですよ本当・・。
面識のない人に初めて電話するときは地獄
面識のない人に、初めて電話をするときの緊張感はこの世のものとは思えません。
何しろ顔も見たこともない、まったく謎な人ですから恐怖感しかありません。
電話をかける前に、どんな人なのか顔写真をどうにか見れないか社内サイトを漁ることはしょっちゅうです。
少なくとも、どんな顔さえ分かればハードルはだいぶ下がります。
メールやチャットは問題ない。むしろ得意
できればすべてメールやチャットで済ませたい
電話が嫌いな一方、メールやチャットだとまったく問題ありません。
むしろ得意な方で、メールやチャットオンリーのやりとりは積極的にできます。
しかも、文章であれば記録として残るので「言った言わない問題」に陥ることがありません。
いわば議事録のようなもので、責任の所在を明らかにするときにはかなり役に立ちます。
メールやチャットじゃ失礼だ!と怒るおじさんおばさんも多いですが、「言った言わない問題」のほうが面倒ですよ。
余計な火の粉が降りかかる恐れもありますからね。
63%以上の人が「会社への電話を受けることに対してストレスを感じている」現実
こちらは、6都府県(東京、大阪、神奈川、千葉、埼玉、愛知)の企業に勤める会社員400人に対し、「職場の電話対応の実情」の結果の一部です。
63%以上の人が「会社への電話を受けることに対してストレスを感じている」という結果が出ました。
10人居たら6~7人は電話嫌いということになりますね。
あなたの隣にいるあの人、その人も実は電話が大嫌いかもしれません。
なんでしょう、ここまで来ると「電話を人が使いこなす」というより、「人が電話に支配されている」といったほうが正確なのかもしれませんね。
ここまで電話に対してネガティブにも関わらず、それでも使い続けるのでしょうか。
まとめ
電話が怖い、嫌いというのはおかしなことじゃない
電話というツールは上でも述べたように半数以上の人が苦手と感じています。
10年以上社会人経験がある僕でも未だに慣れませんから、新社会人の方は当然でしょう。
電話が怖い、嫌いという感情はまったくおかしなことではありません。
「自分は電話もできないダメな人間だ」などと卑下する必要はないのです。
これからの世代のツールはメールやチャットにシフトしていくかも
現在、10代~20代のいわゆる「Z世代」は、電話(特に固定電話)に苦手意識があると言われています。
電話が当たり前である世代が、定年を迎えてZ世代に入れ替わった際には、おそらく電話は今ほど使われないでしょう。
世代によって、当然使用されるツールも変わっていくものと思います。
我々もかつてはここまで携帯電話が主流となるとは思ってもいませんでしたしね。
世代の入れ替わりにより、電話というツールが重要視されない世界になれば良いですが・・。
それまではなんとか耐え抜きましょう。
それでは。
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