今回はこんな疑問に答えます。
これまで使っていたiPhone Xのバッテリーがヘタったこともあり、先日思い切ってiPhone 13 proを購入しました。
この際、Apple公式から購入しましたが、併せてApple Trade In(以下、下取りプログラム)を利用してiPhone Xを下取ってもらいました。
元々、他の買取業者で売るつもりでしたが、買取金額がそれなりに高い(iPhone Xの場合、最大20,000円)ことや、Apple本家であり信頼できるため、こちらを選びました。
結果として、下取り自体はうまくできたため流れをまとめて忘備録としたいと思います。
唯一の注意点として、この下取りプログラムですが途中でApple側からキャンセルされてしまう事象もたびたびあるそうです。
目次
【注意】本人確認(氏名・現住所)でつまづくケースがとても多い
まず、下取りプログラムですが、どうやら手続きの中にある本人確認の段階でつまづくケースが多いようです。
Twitterでも本人確認のトラブルで下取りがうまくできなかったとのツイートがあります。
Appleで下取りしてもらって下取り額分割引を適用してSE買ったんだけど、本人確認資料の住所と届け先の住所が違うと新しいiPhoneは買えるけど古いiPhoneを下取りに出せないという罠にハマった🙃
Apple Trade InでiPhone買う人気を付けてね!
私みたいに複雑な生活をしてなければ困らないだろうけど😇— momoco (@monyo_3) March 28, 2022
iPhone12購入時のapple idがなぜかローマ字になってて下取りプログラムの身分証の本人確認ができずに下取り失敗してしまった…(泣)appleに相談したら一旦返品して再度購入しなおさないと新機種の相殺ができないとのこと。。ええええええええ・゚・(ノД`;)・゚・
— ランとフクとディアドラ🍌🐴 (@hiroko_shota) August 1, 2021
下取りプログラムを行う前に、これだけは事前にチェックしよう
Apple IDに登録されている「氏名」の確認・修正
本人確認書類に記載されている氏名と、Apple IDに登録している氏名の表記が異なる場合、本人確認ができないことがあるそうです。
例えば、本人確認書類はフルネームで漢字で記載されていても、Apple IDがローマ字やカタカナ(もちろんニックネームなども)であるケースは✖です。
本人確認書類の記載を基準として、Apple IDの氏名も変更しておきましょう。
Apple IDに登録している「配送先住所」の確認・修正
下取りプログラムで業者が集荷にくるのはApple IDに登録している「配送先住所」です。
クレジットカードはじめとした代金支払先の「請求先住所」ではありません。
また、配送先が例えば自宅ではなく、普段会社や別の住所で設定している場合も注意です。
本人確認書類と異なるため、下取りプログラムがキャンセルになる恐れがあります。
事前に本人確認書類の住所と一致させておいたほうが無難です。
【ポイント】住所の記載は一字一句同じではなくてもOK
例えば下記のようなケースです。
Apple IDの配送先住所 | 〇〇県〇〇市〇〇町1丁目2番コーポ〇〇103号室 |
本人確認書類の住所 | 〇〇県〇〇市〇〇町1-2-コーポ〇〇-103 |
僕がこのケースでしたが、特に問題なく手続きは進められました。
本人確認書類(僕の場合は運転免許証、住民票)はものによっては若干簡略化された表記になっています。
しかし氏名とは異なり、住所の場合は表記ゆれもあることから、一字一句一致させるまでは厳しくないのかな?と感じました。
本人確認には2種類の書類が必要
申込者の名前及び現住所が確認できる以下の書類のうち、2種類をアップロードする必要があります。
①運転免許証
②パスポート
③在留カード(外国人のみ)
④運転経歴証明書
⑤健康保険証
⑥年金手帳
⑦特別永住者証明書(外国人のみ)
⑧住民票(原本)
⑨外国人登録証
これらのうち、いずれか2種類をアップロードします。
僕の場合は①運転免許証、⑧住民票(原本)を選びました。
というか、他に選択肢がなかったので消去法でこの組み合わせです。
ちなみに何故かマイナンバーカードは対象外となっています。
実際のApple Trade In(下取りプログラム)の進み方
下取りプログラム申込後、追加情報入力メールが届く
下取りプログラムを申し込むと、Appleから追加情報を入力依頼のメールが届きます。
下記が情報入力画面となります。
この画面から、本人確認書類及び配送業者の集荷予約を進めていきます。
ご覧になって分かるように、情報提供には期限があります。
11日以内の情報提供できなかった場合、下取りはキャンセルになってしまいます。
本人確認書類をアップロード
追加情報入力のため、本人確認書類をアップロードします。
先にも述べたように、2種類の本人確認書類が必要です。
このとき、Apple注文時に提供した住所と一致していることや、無地背景かつ明瞭な写真が必要です。
プルダウンメニューを開けば、自身の希望する本人確認書類を選択できます。
希望の集荷予定日を予約する
本人確認書類をアップ後、問題がなければ配送業者による集荷予約案内メールが届きます。
下記の画面から予約画面に遷移し、自分の希望する集荷日を予約します。
集荷希望日を入力すると、予約完了です。
注文の詳細にて、予約済みかどうか確認できます。
配送業者による集荷~金額査定
梱包は自分でやらなくてもOKだった
集荷前日にリマインドメールが届きます。
当日は午前中指定でしたが、ほぼ時間通りに配送業者(ヤマト運輸さんでした)が来訪しました。
ものさえ渡せば、業者の方がその場でパッキングしてくれましたので、自分で特に何もする必要はありませんでした。
オンラインで下取りに出すデバイスをどのように梱包したらいいですか。
Appleのパートナー会社のサイトで下取りを申し込むと、それから約3〜5営業日以内に、送付キットを佐川急便の配達サービスで登録住所にお届けします。一部のデバイスを除き、送付キットのお受け取りにはご本人様より本人確認書類をご提示いただき、生年月日(数字8桁)を佐川急便の端末にご入力いただく必要があります。このキットには、デバイスの準備、梱包、発送方法の指示書が含まれます。
状態さえ良ければ本体だけでも満額査定になるよ!
3日後、下取り完了のメールが届きました。
このメールに実際の下取り金額も記載されています。
僕の場合、iPhone Xですが最大20,000円の下取りを了承してもらいました。
ちなみに、僕は外箱、説明書類、付属品一式はすでに無く、本体しか送っていません。
にも関わらず満額査定を貰えているので、おそらく本体の状態が非常に重要でしょう。
逆を言えば、付属品一式が揃っていても、本体の状態が悪い(キズ、ヘコミや動作不良)があると満額査定は難しいかと。
今後、買い換える際にApple Trade Inで下取りするのであれば、本体は徹底的に防護しておきましょう。
返金方法はケースバイケース
返金方法については大きく2つあります。
①下取り額分のAppleギフトカードで受け取る。
②新しく購入した端末の購入価格から下取り額分の割引。
僕の場合は②になりました。
ネットのApple公式HPから新端末をクレジットカードで購入したため、下取り額を引いた請求額に修正されていました。
おそらく、Appleストアに訪問し直接下取ってもらう場合は①のケースでも可能かもしれません。
まとめ
Appleによる下取りは本人確認の段階さえクリアすればすんなり進みます。
Appleらしく、必要最低限の情報しか記載がないので分かりにくいのはたしかですね。
少なくとも、下取りを申し込む前には、Apple IDの①氏名、②配送先住所は本人確認書類と一致させておきましょう。
もし不明点があればAppleサポートに電話すれば親身に教えてくれます。
が、僕のようなコミュ障はそもそも電話が嫌いなので、できればネットだけで済ませたいところ。
事前の準備をしっかり行い、円滑に下取ってもらえるように心がけましょう。
それでは。