朝起きて、感覚的に遅刻を確信したことってありませんか?
「やっちまった・・」と思っても後の祭り。
飛び起きて着替えて歯を磨いている間、どう上司に言い訳しようか、超高回転で頭が回りますよね。
遅刻は学生時代ならまだしも、社会人では場合によっては致命的です。
それこそ大事な会議やアポをすっぽかしたなんてなったら信用問題でしょう。
ちなみに僕は朝がひじょ~~に弱いため、時間どおりになかなか起きることができません。
そのため学生時代に「遅刻大王」とあだ名がつけられたくらいです。
そんなときは言い訳をして上手く修羅場から乗り切りましょう。
今回は遅刻したときに使える言い訳をお届けします。
使うか使わないかはあなた次第です(笑)
目次
効果的な言い訳①:体調によるものをネタにする
キモとなるのは、あくまで自分に非があるのではなく「外的要因」によることが前面に出るようなものが良いでしょう。
具体例①:体調不良のため、受診してから出勤することにした
使える度
もはや鉄板ですね。
体調不良は誰にでも襲い掛かるもので避けようがありません。
ポイントはあくまで「出勤の意思を見せること」です。
体調不良にも関わらず、受診してまで出勤する姿勢が大事です。
運良く「そのまま休養して差し支えなし」と言ってくれたら占めたものです(笑)
ココに注意
「ケガ」を理由にすることは避けましょう!外見から分かってしまうものの場合、あとからケガの程度を尋ねられたら一発でアウトです。あくまで外見から判断がつかない体調不良を主力としましょう。
具体例②:家族、隣人が急病になって対応していた
使える度
これも鉄板です。
家族を引き合いに出されたら最早誰も太刀打ちできないでしょう。
独身や単身赴任の一人暮らしの場合は、同居する方がいないので家族を理由するのは難しいです。
ここで登場してもらうが隣人さん!
隣人さんが体調不良で家に誰もいないのでお隣に頼らざるを得なかった、という設定にしましょう。
アパート住まいの場合は相手も一人暮らしの可能性が高く効果的です。
「遠くに親戚より近くの他人」というやつですね。
あくまで他人なので、上司からの追求も深くはされないでしょう。
効果的な言い訳②:トラブルを理由にする
具体例①:通勤中、社員証(身分証)ケースが壊れ中身を落とし捜索していた
使える度
物はいつか壊れるものです。
いつ壊れるか誰にも分かりません。
たとえ通勤中に首から下げている社員証が何らかの原因で壊れたとしても不思議ではありません。
ケースが壊れて社員証を落とした、となったら大事です。
個人情報も記載されているでしょうし、大事な社員証を捜索していた、となれば誰も責めはできないでしょう。
具体例②:取引先から急きょ仕事の調整が入り、一旦取引先に寄ってから出勤することにした
使える度
これはかなり使えました。
誰にも何にも非はない言い訳ではないでしょうか。
ポイントとしては、取引先のカウンターパートにこっそり根回ししておくことが大事です。
のちのち、職場の誰かがカウンターパートと話す機会があり、もし仕事の調整の件を切り出されたら辻褄が合わずバレることにつながります。
そのため、自分のカウンターパートとは極力親睦を深めておきましょう。
連絡先を交換しておいたらなおOKです。
具体例③:通勤中、靴が壊れたため処置していた(電車・徒歩通勤の場合)
使える度
社会人たるもの足で稼ぐことは多いでしょう。
酷使した靴は突然壊れてしまう場合があります。
靴下のままではとてもじゃないですが通勤はできませんよね。
とりあえず空いている靴屋や一度自宅へ戻り代わりの靴に履き替えました、と乗り切ってみましょう。
具体例④:車両が故障してしまったため、別の手段で出勤した(車通勤の場合)
使える度
都心ではなく地方に職場がある場合、車通勤がメインになります。
その際に使える言い訳として鉄板なのは「車両の故障」です。
コツとしては、普段のメンテナンスを怠ったことが原因なものは避けましょう。
例としては下記のようなものです。
- ガス欠
- バッテリー上がり
- タイヤパンク
これらは普段からメンテナンスをしていれば避けやすいものであり、言い訳にし辛いものです。
できればメンテナンスしていても予期しにくい故障が良いでしょう。
例としては下記のようなものです。
- エンジンスターター(セルモーター)故障
- ギア操作不良(トランスミッション故障)
- タイミングベルト切れ
車が故障したため、別の交通手段を用いてでも出社します!と豪語し乗り切りましょう。
ちょっと微妙かもしれない言い訳
具体例①:電車が遅延した
使える度
電車が遅延したという言い訳は一見アリに見えますがお勧めしません。
遅延証明書の提出を求められた時点でアウトだからです。
「急いでいたので貰っていない」というのも無くはないですが、そもそも電車が遅延していたかを調べられてバレる恐れもあります。
実際に電車が遅延しない限りはこの理由は使わない方が吉です。
具体例②:使っている車両が盗難されてしまった
使える度
故障ならまだしも、盗難となると警察沙汰になるので、話が大きくなりすぎてしまいます。
あとあと「実は・・」と言い出せなくなるかもしれません。
また、もし同じ職場の人が近くに住んでいた場合、車両をそのままにしておくと盗難などされていないことがバレる恐れがあります。
具体例③:通勤中、人助けをしていた
使える度
あり得ないケースではないですが、そのようなケースに遭遇する確率が極めて低いため、逆に疑われるかもしれません。
下手をしたら、上司に説明する際に自分の中で矛盾点がボロボロ出かねない上級者向けの言い訳とも言えます。
実際に人助けをした経験があるならば、それを思い出して実践すればいいですが、大半はそういった経験は無いでしょうしね。
ほぼアウト!なNG言い訳
具体例①:寝坊しました
正直すぎます。
自ら地獄に飛び込む必要はないでしょう。
ウソも方便です。
ただし、絶対とは言い切れず、上司次第でどちらにも転ぶケースなんですよねコレ・・。
特にベテラン上司の場合は正直な方が許してくれることが多いです。
そもそも、ベテランの上司の場合、観察眼が肥えており、大抵の部下のウソはあっさり見抜いてしまいます。
下手に言い訳するとドツボにハマり、余計に上司の怒りに火を注ぐこともあるので注意です。
まあ私の言い訳経験上、正直に寝坊したといったら99%激怒されましたが。
具体例②:休日と勘違いしました
小学生か!
これは寝坊よりも質が悪い言い訳でしょう。
さすがに出勤日と休日を間違えることは社会人としてはかなりヤバいです。
GWや、夏季休暇、年末年始休暇で長期に渡って休んだ場合、「次の出勤いつだっけ?」となるのはまだ理解できます。
しかし、通常であれば休日と勘違いしました、という言い訳は危険なので避けましょう。
何はともあれ、まずは速やかに上司に連絡が先決
連絡は早ければ早いほどいい
遅刻になることが判明した時点で速やかに上司に遅刻の連絡を入れましょう。
また、可能な限り始業時間前に連絡することも忘れてはなりません。
事後報告は実際に事故などを起こし、その対応に追われていない限り避けましょう。
不要な心配を周囲にかけるだけになってしまいます。
まずは連絡です。
連絡はメールではなく電話がベスト
メールの場合、始業時間付近は忙しく上司の確認が遅れることがあります。
相手が自分と同じようなタイミングで携帯を見るタイプとは限りません。
「メールしたんですが・・」と伝えても「そんなしょっちゅう携帯を見るわけないだろ!」とお叱りを受けるかもしれません。
出来る限りリアルタイムで連絡ができるよう電話を使用しましょう。
出社後は速やかに上司の元へ報告
出社したら、脇目も振らず一目散へ上司の元へ行き遅刻の謝罪をしましょう。
また、遅刻して不在の間は同じ職場の同僚があなたの代わりに業務をしていたはずです。
上司へ謝罪が済んだら、速やかに同僚に謝罪しましょう。
一度言い訳したなら最後まで貫きとおす
遅刻の言い訳したのであれば、最後まで貫きとおしましょう。
自分の中で「言い訳の内容が真実」と思い込んでしまうことが重要です。
例えば、気を抜いて同僚との会話で「実はただの寝坊だったんだよね~」などと漏らしてしまったら終わりです。
どんなタイミングで上司に伝わるか分かったものではありません。
一度、言い訳をしたならば最後までその設定を貫きとおしましょう。
2~3日もすればそのうち皆忘れますから。
遅刻の言い訳には普段の心象が重要
遅刻の言い訳をどう評価されるかは、普段の心象に全てが掛かっていると言っても過言ではありません。
普段から真面目に業務に取り組んでいる人と、サボってばかりでやる気のない人が遅刻した場合、同じ言い訳でも後者は許せないでしょう。
もし、普段から真面目に取り組んでいるのであれば「まあ、そういうこともあるよね」と笑って許してくれる可能性が高いです。
自分に遅刻癖があるな、と自覚のある場合は、たとえ不真面目な面があったとしても、仕事の中では極力隠して真面目に取り組む方が吉です。
まとめ
人間は機械ではないので、どうしても寝坊して遅刻してしまうことは長い人生幾度かあると思います。
ただ正直に「寝坊しました!」と言わず、これまでに紹介した言い訳集を用いるのも、社会の荒波を乗り切る処世術です。
上手く使いこなして修羅場を切り抜けてはどうでしょうか?