こんにちわ。
大学生の皆さん、お元気でしょうか。
入学式も終わり、本格的に大学生活が始まりますね。
コロナ禍も3年目になりますが、徐々に普通の生活を取り戻しつつもあります。
今回は「サークルは掛け持ちしない方がいい」ということに主題を置いた記事をお送りします。
目次
サークルは大学生活の華!だけど・・
サークルは大学生活を送るうえでは欠かせないですよね。
スポーツ系から文化系を始め、数多くのサークルがあり、どれに入ればいいのか本当に悩みますよね。
一つだけではなく複数掛け持ちすればもっと楽しめるかも?と思ってしまいます。
が、結論から言うと、サークルは掛け持ちしない方が良いです。
「なんでそんなことわかるんだよ!」とお思いでしょうが、私、過去にサークルの掛け持ちで大失敗を犯しました。
そのあたりは後述するので、まず基本的な情報として大学生のサークル加入率からみてみましょう。
大学1年生:82.8%
大学生全体:70.5%
大学進学率(48.0%)と掛け合わせると、19歳〜23歳の3人に1人は大学のサークルに加入している。
出典:電通報『「団体人格」をマッチングする。~大学サークルと企業のビジネスクリエーション~』
このように、大学在籍者の過半数以上が何かしらのサークルに加入していることが分かります。
次に二つ以上のサークルに加入している割合を見てみましょう。
1つ:65%
2つ:30%
3つ以上:5%
参考:電通報『「団体人格」をマッチングする。~大学サークルと企業のビジネスクリエーション~』
65%の人が一つのサークルに加入している一方、少なくとも30%の人が二つ以上のサークルに加入していることが分かります。
と個人的に思ってしまいます。
掛け持ちをしない方がいい5つの理由
ここから本題に入っていきます。
上記のデータでも分かるように、複数掛け持ちしている人は少なからずいるようです。
今回は二つのサークルを掛け持った場合について考えていきましょう。
理由1:活動が中途半端になってしまう。
これは至極単純です。
自分という人間を二つに分けることはできますでしょうか?
そして、もし同じ時刻に二つのサークルで活動があった場合、同時に参加できるでしょうか?
当然できませんよね。
(某大統領のスタンド能力でも持っていない限り不可能です)
シンプルに、掛け持ちすればするほど各個にかける時間が反比例して減ってしまうからです。
仮に、別のサークルに出ている際に自分の知らないできごとがあった場合、話についていけますか?
グイグイ入っていける強メンタルな方なら良いかもしれませんが、そうでない場合は難しいですよね。
理由2:メンバー同士の付き合いが浅くなる。
こちらは、上項に関連しますが、サークルメンバー同士の付き合いが浅くなってしまいます。
そのサークルだけに加入している人に比べ、そもそも顔を合わせる機会が絶対的に少ないのですから当然ですね。
どちらかに注力してしまい、もう片方に参加するのに大分期間が空いてしまうと、
「あんな奴いたっけ?」
「えっ知らないんだけど」
と陰で噂されることも少なくありません。
理由3:メンバーの関係維持に奔走する羽目になる。
こちらも上項と関連します。
サークルメンバー同士の付き合いが浅くなることを極度に恐れた結果、それぞれのメンバーとの関係維持で奔走してしまうことがあります。
例えば、サークル外に無理やり昼食を一緒に摂ることや、特に呼ばれてもいないのに強引に話に割って入っていくといったことです。
「いや、お前呼んでねーけど」
と蔑まれようが構いません。
だって忘れられるのが怖いもん。
このように、常に関係を維持しようとすることで頭がいっぱいになってしまい、奔走され心身ともに疲れ果ててしまいます。
理由4:費用が掛かりすぎる。
これはサークルによるかもしれません。
活動費がほぼかからないようなサークルであればよいですが、そうではない場合、費用が二重に掛かり、金銭的な負担が大きくなります。
(もちろん、金銭的余裕のある方なら問題ないかもしれませんが・・)
器材や道具の購入など、そもそも活動するうえで必須なものがある場合、かなりきついことになりかねません。
また、飲み会や合宿などに参加する場合、思いもよらぬ出費を強いられることになってしまいますよ。
そういったものに参加はしない!と言えればいいですが、それでは本末転倒ですよね。
理由5:人間関係が揉めやすい。
これは同一ジャンルで競合しているサークルを掛け持った場合に発生しやすいです。
私が失敗した主たる理由でもあります。
私の所属していた軽音楽サークルともう一つの音楽サークルを例として挙げてみます。
軽音楽サークルはどちらかというとメジャーでポップな曲がコンセプトでした。
一方、もう一つの音楽サークルはマイナーで暗いヘヴィメタルを中心としたものでした。
学祭やライブハウスでの発表は協力することはあれど、そもそもコンセプトが全く違うため、かなり犬猿の仲でした。
ではこの二つがもし対立した場合、あなたはどちらを選びますか?
私は当時、どちらにも曖昧な答え(どちらにもいい顔)をしてしまい、結果どちらから居場所は無くなってしまいました。
そしてそのまま逃げだすように両方のサークルを辞めてしまったのです。
と、このように、もしあなたが似たような状況に置かれた場合は慎重に考える必要があります。
あなたの選択一つで、どちらか、最悪は両方の居場所は無くなる可能性があるのです。
「最初からどちらかだけに所属していれば・・」と後悔しても後の祭りになってしまいます。
まとめ
以上がサークルを掛け持ちしないほうがいい5つの理由となります。
確かに、自分の好きなサークルに入って楽しみたい気持ちは当然だと思います。
とはいえ、その反面デメリットも考えなければ辛い思いをすることになってしまいます。
もしどうしても掛け持ちしたいのであれば、これまでのまとめを兼ね、下記を考慮しましょう。
活動内容が極力競合していない。
活動費がなるべくかからない。
人間関係が濃すぎない。
活動(拘束)時間が多すぎない。
ただ、いずれにしても「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉もあるように、複数のサークルをふらふらしているのはあまり得策ではありません。
入学当初に至っては色んなサークルから勧誘があり、より取り見取りです。
しかし、自分が本当に何の活動をやりたいのか?を明確にし、一つのサークルで頑張っていった方がよいかと思います。
もし頑張って活動した結果、合わないな、とか、向こうのサークルの方が面白そうかも、というのであれば辞めて移ればよいだけですから。
あくまでサークルですし、そのあたりは上手に渡り歩いていきましょう。
今回の記事は以上となります。
あなたの大学生活が実のあるものになりますようお祈り申し上げます。
それではまた。