こんにちわ。
百合×格闘ゲーム=無敵感
突然失礼しました。
この組み合わせは、あるようで無かったと思いませんか?
百合展開に、格闘ゲーム要素が組み合わさったときの化学反応がこれほどまでとは思いもしませんでした。
ただでさえ僕は百合展開に弱く、かつ大好きな格ゲー要素も交じり合うという、ステーキと寿司が同時にやってきたような(?)気分になりました。
というわけで今回紹介したいのはこちら、「対ありでした。~お嬢様は格闘ゲームなんてしない」です。
目次
基本情報
最初に基本情報です。
作品名 :対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~
作者 :江島 絵理
ジャンル:ホラー
出版社 :KADOKAWA
掲載誌 :月刊コミックフラッパー
発表期間:2020年0月23日
巻数 :既4巻(2022年3月15日現在)出典:KADOKAWA公式HP
作者は「江島 絵里」先生です。
「尊い、ひたすら尊い」とSNSで絶賛されたほんわか百合コミック「柚子森さん」の作者でもあります。
本作は柚子森さん終了後の新作となります。
では、上記を踏まえて、本作品の魅力について紹介していきたいと思います。
注意ポイント
内容の関係上、若干ネタバレを含みますので、ご注意を・・
「対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~」の魅力
舞台はお嬢様学校である「黒美女子学院」
ラーメンを愛する庶民派の綾は、以前から憧れていた校内一のお嬢様である白百合が、こっそり空き教室で格ゲーに熱中しているところを目撃してしまいます。
焦った白百合は綾に口止めをお願いするものの、あることに気づき、後日綾に詰め寄ります。
「これ、アケコンだこですよね?」
実は綾も手にタコができるほどの格ゲー熟練者であり、これ以降、白百合から格ゲーの対戦を申し込まれる日々が始まるのです。
ガチな格ゲー熟練者同士の熱いバトル(+若干の百合要素)が本作の見どころとなっています。
ドキドキの百合展開
出典:コミックウォーカーより
失礼しました。流石は柚子森さんを生み出した作者、百合展開の演出の上手さは感涙ものです。
ところどころに百合展開を盛り込んでおり、カップリングを想像するだけでも楽しいです。
特に、綾と白百合が寮の部屋で深夜に格闘ゲームに興じているとき、部屋の外の誰かの気配から隠れるシーンは最高です。
同じ布団に被りながら、なんとかやり過ごすあたりの二人の表情などは一見の価値がありますよ。
格ゲーが絡むと人が変わる!
出典:コミックウォーカーより
白百合は校内一のお嬢様でありながら、こっそり格ゲーに興じるキャラです。
ただ、その熱量が半端ない!
汗だくになりながら、対戦に勝利した白百合は雄叫びをあげて狂喜乱舞します。
そして、画面越しの対戦相手に向かって煽り倒しまくります。
「逆2タテ食らって今どんな気分!?」
なんて普通の喧嘩の煽りですら使わない言葉ですよね。
ほぼ二重人格に近いと言っても過言ではないほど、白百合の格ゲーで勝利することに対する執着は凄まじいものがあります。
一方、綾も負けていません。白百合に触発されて、小学校以来忘れてしまっていた純粋な闘争心が芽生え、
ただならぬオーラを身にまとって白百合に挑んでいきます。
まるでストリートファイターでいうところのリュウとケン(古)
格ゲー用語が飛び交うガチさ
出典:コミックウォーカーより
とにかくこの漫画は格ゲー用語がバンバン飛び交います。
2タテとか単発確認CAとか格ゲーをやっていなければほぼ意味が分かりませんよね(笑)
※2タテ:同じ相手に2連敗すること。
※単発確認CA:相手に攻撃がヒットしたことを確認してからの超必殺技。かなりの判断力が必要。
美少女たちが格ゲー用語をこれでもかと話している姿にギャップ萌えであります。
また、戦術についても、綾も白百合もまるで水を得た魚のように怒涛に語り始めます。
百合展開も相まって、ガチが格ゲー要素が面白さを引き立てています。
格ゲー用語は、多種多様で見ているだけでも面白いので宜しければどうぞ↓
発売記念オリジナルPV配信中!
一巻発売記念として、Youtubeの「KADOKAWAanime」チャンネルにオリジナルプロモーションビデオが配信されています!
なお、キャストは下記のとおりです。
深月綾:ファイルーズあい 、白百合さま:長江里加、鋼先輩:浅野良介、猫見書記:鶴野有紗
まとめ
「対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~」、いかがでしたでしょうか。
綾や白百合の熱い格ゲーバトルもさることながら、淡い百合展開も見逃せません。
彼女たちは格ゲーバトルを通じ、どのような学園生活を送っていくのでしょうか?
できれば今後、物語がどんどん展開された暁には、是非ともアニメとしても観てみたいものですね!
ますます次巻が楽しみです。
本日は以上です。
それではまた。