今日はこのような悩みに少しでお手伝いできれば幸いです。
ブログ運営を始めると、収益化のためにGoogleアドセンスを申請する方は多くいますよね。
Googleアドセンスとは、記事のなかにユーザーニーズに合わせた広告が表示され、クリックごとに収益が発生するものです。
アフィリエイトで商品を販売するよりも、収益を得られるのが容易なため非常に人気があります。
が、大前提として対象となるブログからGoogleアドセンスに申請し、審査を合格する必要があります。
この審査ですが、一般的にハードルが高いと言われています。
僕はブログを始めて約半年過ぎたころにアドセンス申請をし、一発合格を頂きました。
今回は、初心者でも一発で合格する確率を上げるための注意点をまとめて紹介します。
目次
その①:最低でも20記事は書いておこう
最低でも20記事は無いと評価されにくい?
まず、「一体何記事書いておけばいいのか?」という疑問ですが、正直なところ正解は分かりません。
ネットでは、「50記事書いても不合格だった」というケースもあれば、「いやいや、3記事で合格したよ!」というケースもあります。
基準が明確でないから上記のような色々なケースが生じるのでしょう。
Googleは基準を公表していないので、合格か否かの判断はブラックボックスと考えてもよいでしょう。
おそらく、Googleアドセンスの合否は記事数も含め、ブログ全体を総合的に見て判断するものであり、記事数自体に基準は設けていないように感じました。
ちなみに、僕は27記事書いた時点で申請、合格をいただくことができています。
例えば、3記事で合格した方は、記事の内容のレベルが高く、読者ニーズを完璧に満たせるものだったと考えられます。
ブログの構成もしっかりとしている、いわば「慣れた方」ではないでしょうか。
これまでに複数のブログを運営されていたりする場合、すでにノウハウもあるため、どのようなブログ構成にすれば審査が通りやすいのか経験で理解しているのかもしれません。
一方、ブログを始めたばかりの初心者の場合、とりあえず自分の好きな内容の記事を適当に3つほど書いて申請!ではおそらく一発合格は難しいでしょう。
僕も似たようなものですが、少なくともブログを始めて1年も経たないような方の場合、最低でも20記事以上はあった方が良いと感じました。
理由としては、①ブログの方向性が明確に見えつつある。②どの程度、読者ニーズを満たせる目線を持っているか判断ができる、ということからです。
文字数は平均で2000文字前後が良いかも
これも「何文字ならOK」という明確な基準はないでしょう。
ただ、読者のニーズ(悩み事や知りたいこと)を満たすためには、最低でも2000文字は必要となるのではないでしょうか。
少なすぎる文字数では、内容が片手落ちになってしまい、本当に伝えたいことが伝わらない恐れがあります。
読者目線に立ち、わかりやすく伝えることを念頭においた丁寧な記事を書けば、自然と2000文字は突破しているはずです。
その②:ブログの方向性はある程度揃える
僕のブログは見てもわかるとおり、何か特定のものを中心とする「特化型」ではなく、色々なジャンルを扱う「雑記型」となっています。
とはいえ、完全にノンジャンルでバラバラというわけではありません。
まずは、ある程度のジャンルを絞ったうえで書こうと考えていました。
自分にとって書きやすい記事を取り上げよう
僕は最初に、①コミック、②仕事関連、③大学生活の3つをテーマとした記事を中心としました。
僕の記事を見てもらえば分かりますが、コミックの紹介記事が多く、それについで仕事に関する話題、大学生活に関する話題を書いています。
これらを選んだ理由としては、コミックが好きであること、仕事・大学生活で苦労した経験があるためです。
要は書き出すネタに困ることが無い、といったところでしょうか。
下手にハイセンスを目指し、背伸びしたジャンルを選んでも結局いい記事ができるとは思いません。
自分にとって書きやすい記事を書くことが大事です。
ちなみに、コミックの紹介記事は、ニュースで話題に上るような人気作品ではなく、あくまで自分が読んで面白かったものを紹介しています。
そのため、一般受けしづらいものや、知名度が低いものもいくつかあります。
とはいえ、そういった作品を好む方に対して少しでも情報源となればと思っています。
その③:プライバシーポリシーはきちんと表記しよう
Googleアドセンスを申請する場合、必須となるのが「プライバシーポリシー」の記載です。
ちなみにプライバシーポリシーはWikipediaでは下記のように記されています。
インターネットのウェブサイトにおいて、収集した個人情報をどう扱うのか(保護するのか、それとも一定条件の元に利用するのか)などを、サイトの管理者が定めた規範のこと。個人情報保護方針などともいう。
引用:Wikipedia
なお、プライバシーポリシーの記載も必ずしも正解があるわけではありません。
自分のブログがどのような運営をしていくのかで、記載すべき内容も変わってくるからです。
少なくともアフィリエイト記事を書く場合にはそれに対応したプライバシーポリシーの記載をしておきましょう。
雛形は様々なサイトで紹介されていますので、まずはそれをコピーし、細部は取捨選択していけばOKでしょう。
僕もいくつかのサイトを参考とし、必要と思われた部分を記載しています。
もし必要であれば僕のプライバシーポリシーをコピーしてもらっても構いません。
その④:問い合わせ先も忘れずに
ブログ運営者と連絡を取れる手段も準備しておくと良いでしょう。
運営者と何もコンタクトが取れない場合、記事の内容で何かトラブルがあった場合に対応することができません。
また、問い合わせ先を設けることで、より自らの情報発信に対して責任も持つことができるでしょう。
僕のブログのように、個別に問い合わせ先ページを作成しておくと、よりブログ訪問者に対して親切になります。
記事ごとにコメント欄を設けるパターンもありますが、そのあたりは好き好きで。
その⑤:Googleアドセンスのポリシー違反はダメ絶対
特定のカテゴリに関する記事は、Googleアドセンスのポリシー違反と判断されてしまう恐れがあります。
具体的には下記のようなコンテンツです。
- アダルト関連(性的なものを生起させるものを含む)
- ユーザーに強いショックや不快感を与えるもの
- タバコ、アルコール、ギャンブルなど中毒性のあるもの
- 暴力、反社会的なもの
記事に、これらのコンテンツが含まれている場合、Googleアドセンスのポリシー違反とみなされ、申請が不合格になる可能性大です。
また、仮に合格したあとにこれらのコンテンツの記事を書いた場合でも、容赦なくポリシー違反の警告が届きます。
対処をしなければ、Googleアドセンスから外されてしまい、収益化も当然できませんので注意しましょう。
そのほか
ブログデザインはそこそこで全然OK!!
ブログのデザインはぶっちゃけそこそこで全然OKでしょう。
僕のブログも、ほぼ今のデザインのまま申請し合格を頂いています。
正直、ブログのデザインはそこまで力は入れる必要は無いでしょう。
理由はただ一つ、「キリがないから」です。
世の中にはブログ限らず、素晴らしいデザインのサイトで溢れています。
どうやってデザインしているんだろ?というような素敵なサイトばかりです。
もちろん、自分のブログもそれらのサイトのように素敵なデザインにするに越したことはないのは確かです。
が、自分が納得するデザインにするには、ブログを書く以上に時間がかかってしまうことに気づきました。
なにはともあれ、ブログは書いてなんぼです。
デザインに余計な時間を取られるのはもったいないですよ!
表示スピードは1秒の差が命取りになるよ!
アドセンスの申請問わず、マジで大事です。
どれだけデザインが素晴らしくても、読み込みに時間がかかってイライラするサイトってありませんか?
高画質の画像や動画をふんだんに埋め込んだサイトがこれにあたります。
確かに見栄えは素晴らしいですが、回線の状況によってはまともに表示されません。
サイト訪問者の全員が高速回線を使っているとは限りませんよね。
2017年と2018年のGoogleの調査によると、ページ表示速度が1秒から3秒になると直帰率が32%増加、6秒になると106%増加します。
10秒まで遅くなると、なんと123%増加すると報告されています。
出典:Google / Find Out How You Stack Up to New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed
また、最近はモバイルからのアクセスも多いですが、表示に3秒以上かかるモバイルページからは53%のユーザーが離脱しているそうです。
有線接続ではないモバイル端末において、ゴリゴリ盛りだくさんのヘビーなサイトは敬遠されてしまうようです。
せっかく充実した内容であっても、そもそも読んでくれなければ何の意味もありませんからね。
ページの表示スピードは、可能な限り速くするように心がけましょう。
デザインは無料でも有料でもいい・・けど表示スピードは考慮しよう
ブログデザインは数多くあります。
WordPressであれば無料のものもありますし、そこから好きに選んでもいいでしょう。
ゆくゆくはアフィリエイトでガンガン稼ぎたい、という方はアフィリエイトに特化した有料テーマが向いています。
ただ、いずれにしても上記で述べた表示スピードは必ず考慮するようにしてください。
自分好みの素敵なテーマがあったとしても、めちゃめちゃ重い表示スピードだと意味がありませんからね。
アフィリエイト特化のテーマであれば表示スピードも速いのでそこまで気にしなくてもOKです。
確かに「ブログデザインに数千円払うのはちょっと・・」と思うかもしれません。
しかし、アドセンスやアフィリエイトの収益が軌道に乗れば、十分にペイできる金額ではないでしょうか。
連携するSNSはあまり気にしなくて大丈夫
僕のブログに関していえば、連携するSNSはアドセンス申請時、Twitterのみでした。
今はTwitterに加えてFacebookのページを連携させています。
当然、ページビュー(PV)を上げるのであればTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSの連携は必須です。
しかし、単にGoogleアドセンスに合格するだけであれば、SNS連携はそこまで気にする必要はありません。
まとめ
以上が僕がGoogleアドセンス申請にあたって気をつけたポイントです。
第一線のトップブロガーのような高品質の記事でもデザインでもないブログですが、それでもアドセンス申請は一発合格できています。
最低限、これまでにまとめたポイントを押さえておけば申請もかなり通りやすくなるはずです。
あなたのブログは一体何のため、誰のために書くものか?ということを改めてよく考えておくことが大事です。
何よりユーザーファースト、読者目線で運営することが大事だと考えます。
収益化にすることに意識がいって貴重な訪問者をないがしろにするのはNGです。
常にユーザーファースト、読者目線のブログ運営・構成を心がけがアドセンス合格への一歩です。