今回は、こんな疑問を持つ方にぜひ読んでいただきたい本を紹介します。
人生とは選択肢に溢れています。
その選択が連続することによって人生は形作られていきます。
ただし、選んだ結果が必ずしも最良とは限りませんよね?
自分が選んだ選択、選ばなかった選択、それらの先に何が待ち受けているのか?
今回紹介するのは、あるようで無かった一冊、「宝くじで1億円当たった人の末路」です。
目次
宝くじで1億円あたった人の末路
本書は、人生における様々な選択の結果、その未来に一体何が待ち受けているのかを取り上げています。
タイトルの「宝くじで1億円当たった人」の他、「キラキラネームを付けられた子供の末路」や、「友人が0の社会人の末路」など、計23個の末路を紹介しています。
今回は例として、タイトルの「宝くじで1億円を当てた」にフォーカスしてみますね。
巷では「宝くじで高額当選した!」というニュースをよく耳にしますが、当てた人が結局どういう人生を送ることになったか気になりませんか?
この項目では、マネーの専門家にインタビューし、実際に高額当選した人の末路を赤裸々に語っています。
一つ言えるのは、「高額当選して幸せになる人は限りなく少ない」ということでした。
宝くじはたしかに夢がありますよね。
あなたも「もしかしたら今回は当たるかも?」なんて言って宝くじ売り場に向かったことありませんか?
「人は不労所得を得ると冷静ではいられない」
一夜にして不労所得を得、大金持ちになると人は冷静でいられない、と本書では語っています。
仕事を辞め、田舎に引きこもったり、起業して第2の人生を歩むことも間違いではないでしょう。
ただ、それらには本来入念な準備が必要で、宝くじの当選をきっかけにするべきではありません。
また、金銭トラブルも勃発し、それが原因で一家離散も珍しくありません。
「結局は宝くじは買わない、というのが正しい選択」
「大金を得ても自分はそんなヘマはしない!」という方もいるかもしれません。
確かにそうですね、当たってみないことには分かりません。
しかし、そもそも宝くじは「買わないことが正しい選択である」とも本書では語っています。
1枚買って7億が当選する確率は約1000万分の1以下で、交通事故で死ぬ可能性よりも低いのです。
99%以上の人は一生涯買い続けても当たることはないほどです。
そのため、宝くじは、「買って外れる→時間・お金の無駄」、「当たる→金銭トラブル、人生の目標喪失、一家離散」ということになります。
結局、買わないことが正しい選択といえますね(確かに当たれば嬉しいんですけどね)
選択した末路が分からないから、人は挑戦をためらう
現代はネットやSNSが発達し、起業や自己表現の機会も格段に増えました。
言ってみれば、様々なことに挑戦できる多くの機会があるということです。
それでも、やはり挑戦するという選択肢を選ぶことをためらっていませんか?
理由は「選んだ先に何があるのか分からない」からというのが大きいのではないでしょうか。
僕は、大学時代にバンドを組んでいて、卒業後プロを目指して活動を続けるか、辞めて一般企業に就職するかの選択肢にぶち当たりました。
結果としては就職する道を選んだわけですが、同じバンド仲間はプロになった人もいれば、まだバイトで食いつないでいる人もいます。
とはいえ、彼らは「挑戦した人」ともいえます。
成功するか否か、それが分からないからこそ、僕は挑戦する選択肢を捨ててしまったわけですが・・。
それでも、今こうして人並みに生きていられる以上、「挑戦しない選択肢」も有りだったのかもしれません。
【まとめ】選択した人の末路を知ることで、最良の選択ができる
人生は真っ暗な大海原であり、一つ間違えれば荒波に飲み込まれかねません。
安全な航路を取るためには先人の知恵という灯りが必要です。
自分が選ぶ選択肢は、必ず過去に数え切れないほど誰か選んだ選択肢です。
彼らの行く末を知ることは、選択における判断材料の一つになるはずです。
人生における最良の選択をするために、あなたも本書で様々な選択肢を選んだ人の末路を覗いてみてはいかがでしょうか?